2011-01-01から1年間の記事一覧

記憶力をつかわない

勉強ができる、仕事ができる、あるいは所謂良い学校にいくということは、それは「記憶力が良い」とか「物覚えが良い」ことと間違えられやすくて、それが勘違いであることを説明するのはいまだになかなか難しい。 物覚えが良くてほめられるのはサルかイヌかア…

なんで自分は勉強ができるんやろう、って考えたことあるかな? これについては、いろんな人がいろんなことを言ってくれるので、自分の考えを見つけてほしい。 ある人は遺伝という。ある人は家庭環境という。先生との巡り合わせの幸運について言う人もいると…

めんどうがらずにシェアする

高校生に至っても、定期テスト前の勉強は楽をさせてもらった。さすがにやってたんだけど、徹夜してやりましたとか、そういう凄惨なやりかたはしてなかったということ。だいたいテスト前は部活が休みになるので、喜んで自主練して、疲れた頃にテニスコートの…

読書録をつける

高校2年生のとき、映画館で映画をみるのがマイブームで、一年間に52本、映画館で観た。これは結局、映画館で一年間に観た映画の本数としては今までの人生の最高記録。当時は梅田に大毎地下劇場というところがあって、会員になると定期的に無料チケットが送…

夢をみる

高校受験は、ほんとうに憎たらしいことに余裕綽々だったので、たぶん本ばかり読んでいた。たぶん。そのときに出会って、衝撃的だった本がそれからの人生に大きく影響した。エントロピーについて考えはじめたのもその頃だし、サブリミナル効果についても読ん…

人がやらないときにやる

勉強をするのにいちばん良いタイミングはいつだろうか? ひとつのヒントは、他の人がやるときにはやらず、他の人がやらない時にやるということ。 今まででいちばん時間を使って良かったなあと思ったのは、大学受験に落ちてすぐの3月。「大学への数学」を興…

遊びのようにやる

中学生のころだったと思う。もう少しで、漢文というのをやるらしい、というのを先輩から聞いた。その漢文というのは、結構うっとうしいものらしい、ということもあわせて聞いた。うっとうしくても、それはやらないと困るらしい、ということも。 漢文が何のこ…

興味を持てる方法を探す

記憶するのが得意な子もいるんだろうけれど、とにかくお父さんは苦手だった。ざっくりなんとなく覚えてるんだけど、正確に覚えることが大変に大変に苦手だった。 小学生の頃だったと思う。田舎の家で夏に障子を貼り替えながら、おばあちゃんが「英語の辞書を…

字の本を読む

字の本を読めとは、ほかでもさんざん言われているだろう。その意味、意義についても、この秘伝書の他のところで話した。今回は別の切り口でいこう。本はとにかくたくさん読め。「たくさん」本を読む究極の目的は何か? それは、自分自身を知ることだ。 読み…

コンピュータに詳しくなる

パソコン、スマートフォン、iPad、それにあれやこれや。一括りにまとめたら「IT機器」とまとめられるあれやこれやに詳しくなることはこれからの時代には必須である。それは、パソコンぐらいできないと就職できないとか、新しいものについていかないと取り残…

はじめに

息子と娘たちに。中学校ではろくに勉強というものをした覚えがない。高校では多少勉強した気もするけれども、今から思えばかなり常識はずれな「他の誰からもそんな方法聞いたことないわ」というようなやりかたでやっていたことが、大きくなってだんだんとわ…

目次

E田流秘伝 デキる子のための勉強法 英語をやる、目的をかんがえること 興味が持てるようにやる 人と違うタイミングでやる 少しだけはやくやる、論語 英単語をおぼえない 記憶力をつかわない 先生を信じない 学校を信じない 自分を信じる 謙虚になる 片付ける…