コンピュータに詳しくなる

パソコン、スマートフォンiPad、それにあれやこれや。一括りにまとめたら「IT機器」とまとめられるあれやこれやに詳しくなることはこれからの時代には必須である。それは、パソコンぐらいできないと就職できないとか、新しいものについていかないと取り残されるという根拠薄弱な劣等感とは全く関係がない。
詳しくなるべき理由はただひとつ、機械が得意なことは何で、機械が苦手なことは何か、を自分の肌感覚で持っておくためである。それが自分できちんとわかってさえいれば、自分自身がコンピュータが得意であっても得意でなくてもどっちでもいい。
ちなみに、Facebookのプログラムコードはぐちゃぐちゃだけれども世界で一番人気のあるサービスを提供している。ビル・ゲイツのコンピュータの得意度合いはそれほどではないけれど、物凄く「好き」だし、コンピュータになにをさせるべきかについて大きく精緻な構想を描いて、世界一のお金持ちになった。スティーブ・ジョブズは機械についてはさらに詳しくないが、これから人間がなにをすべきで、そのために機械になにをさせるのかについて、世界一はっきりわかっていて、そして、世界を変えつつある。
コンピュータには、詳しくなっておこう。