興味を持てる方法を探す

記憶するのが得意な子もいるんだろうけれど、とにかくお父さんは苦手だった。ざっくりなんとなく覚えてるんだけど、正確に覚えることが大変に大変に苦手だった。
小学生の頃だったと思う。田舎の家で夏に障子を貼り替えながら、おばあちゃんが「英語の辞書を最初から最後までまるごと覚えたけど、東京大学に合格しなかった人の話」をしてくれた。覚えることだけでは何かが足りないんだ、覚えること自体にはたいした意味はないんだ、ということを考えはじめたのは、これがきっかけだった。
苦労せずに憶えて、それを自在に使えるときってどんなときだ??? と考えはじめた。
例えば。ポケモンが大好きだったら、ポケモンの種類は全部言えて、何がどう進化するかスラスラ言えるようになるやん。そのポケモンがどのあたりの何時ごろに出てくるか頭に入れてゲームできるやん。えー、大人には無理です。そんなに興味ないから。子どもにはできます。めっちゃ好きで興味あるから。
これが、脳みそを使うときのコツ。興味を持つこと。もしも興味が持てないなら「自分が興味を持てる方法を見つける」こと。ぜんぶこれでいけます。

興味を持てるやりかたを、探そう。